【理学療法士が考える】脳卒中片麻痺患者の股関節内転筋はなぜ緊張が高い人が多いのだろうか?

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股関節内転筋は緊張が高い人が多い

脳卒中片麻痺患者の股関節内転筋は緊張が高い人が多いと感じたことはないだろうか?

なぜ脳卒中片麻痺患者の股関節内転筋は筋緊張が高いのか.

それは

股関節内転筋は重要な筋肉であるから

に他ならないと思っています.

特に脳卒中片麻痺患者に内転筋の緊張が高い傾向があります.

これは麻痺自体が内転筋から回復してくるからだと考えています.

そして重要だからこそ緊張が高いと考えています.

股関節内転筋は常にブリッジ活動をしている

股関節内転筋は

ブリッジ活動をしています.

ブリッジ活動とは

身体の数カ所が接している場合,それぞれの接点の間に橋が作られる.

橋に含まれる関節が下方への関節可動域を持っている場合,それに抗して転落防止のために支持性が必要となる.

そのために,橋の下側にある筋肉は収縮しなければならない

つまり

模式図にすると

こんな感じです👇

ライトで照らされている部分が筋活動を求められます.

人間が2足直立でいるときは内転筋が効いているということです.

股関節内転筋は反射が出やすい

また内転筋は反射がでやすいです.

神経反射のテストでも股関節内転筋というのは反射が亢進しているか確認します.

股関節外転筋は診ませんよね?

股関節内転筋が急に伸長されたときは反射的に縮むことが有利であるということなんです.

そうでないと

片脚立位など取った際に

転倒しやすくなってしまうように思います.

股関節内転筋の歩行時の活動

股関節内転筋は

1歩行周期に 2つの活動を示します.

1つ目は 踵接地 

2つ目は 足趾離地

です.最初と最後の筋活動を担うのです.

これは内転筋の起始・停止の位置関係から

・股関節屈曲時に,股関節伸展モーメント・アーム

・股関節伸展時に,股関節屈曲モーメント・アーム

を持つからです.

内転筋は結構働き者です.

股関節内転筋を効かすにはどうすればよいか

そんな内転筋が

筋緊張が高くて,うまく働きません!

じゃ,困るわけです.

股関節の柔軟性は大事です.

また股関節内転筋をうまく働かせるには

股関節外転筋がうまく働かなければならないのです.

結局股関節外転筋なのか・・・

内側を効かせるには,外側を効かせるということです.

東洋医学から見た股関節内転筋

東洋医学的に股関節内転筋のが硬い,痛いとなってくると

どういうことかと言いますと

肝臓・腎臓が弱っている

というサインになります.

ほら・・・

やっぱ超大事

超 肝心(腎)

股関節内転筋の機能は高めておいた方が良いです.

鍛えるというよりは

機能的に使えるようにしておくこと.

これが脳卒中の臨床では重要と考えます.

今日はここまで.

最後までお読みいただきありがとうございました♡

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